- 文字のサイズ
- 小
- 中
- 大
ブログblog
※当社は業者様向けの卸販売のみを行っております。
そのため一般のお客様への販売や当社販売場への入場などは出来ませんので予めご了承ください。
👘きもの豆知識👘パート2
2019年4月9日
みなさんこんにちは!
4月に入りまだまだ寒い日があったり、またまた雪もまだチラホラ…またまた暖かい日もあったりと落ち着かない天候ですが体調にはくれぐれも気をつけて下さい!
今回もきもの豆知識ということで、先週の続きを掲載いたします。今回は訪問着・付下げ・色無地・小紋です。
[訪問着]
◎ミスとミセスの盛装で社交着として楽しめ、袋帯と合わせて格調高くすると略礼装になります。
◎幅広く着用できるところから、人気があります。
◎訪問着の総絵羽は格調が高く、普通は上前・裾・左胸・右後肩・右外袖・左内袖に文様を付けます。
◎販売時は仮絵羽という仮仕立てにしてあります。白生地を袖や見頃・襟・衽・八掛の規定の寸法に裁ち、きものの形に簡単に仮仕立てして下絵を描きます。解いて部分ごとに糸目や挿し友禅などの加工をし、また反物に縫い合わせ、地染めや仕上げの加工に入ります。そして、出来上がった反物をまた仮絵羽に縫って仕上がりです。
◎表地と同じ共八掛付きです。
◎帯や小物は、季節や時間、出かける場所柄などTPOに合わせてコーディネートしましょう。
[付下げ]
◎付下げ訪問着ともいう。訪問着より気楽で小紋より余所行き(外出着)として着られますので、一枚は持っていたい衣装です。
◎訪問着と違い、反物の片側の耳に袖や見頃などの規定の寸法に墨で印を付け、反物のままで染め加工をして仕上げます。
◎共八掛は付きませんので既製品の八掛で合わせます。
◎袋帯や京袋帯・名古屋帯・小袋帯と組み合わせできますが、礼装用の格調高いものは格が合いません。
[色無地]
◎一色染めの柄なしのきものです。
◎色目を考えれば慶弔両用に使えます。
◎家紋を付けると準礼装・略礼装と格が上がります。三つ紋と一つ紋がありますが、最近では、一つ紋で刺繍の縫い紋が一番多く用いられています。
◎共八掛付きが多い。
◎帯はTPOに合わせて袋帯・京袋帯・名古屋帯・小袋帯で。
◎弔事の場合は黒共帯か色共帯で合わせます。
[小紋]
◎お洒落着として社交着・街着として楽しめるきものです。
◎型染めが大半の着尺地です。価格も手ごろなことから人気があります。
◎洒落袋帯・京袋帯・名古屋帯・小袋帯で合わせます。
第2弾に渡り、きものの格と種類について掲載致しました。最後までご観覧下さいましてありがとうございます。