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ブログblog
※当社は業者様向けの卸販売のみを行っております。
そのため一般のお客様への販売や当社販売場への入場などは出来ませんので予めご了承ください。
きもの豆知識👘
2019年4月3日
みなさんこんにちは!
4月に入り、新元号(令和)も発表され平成も残りわずかとなりました。寂しい反面また新たな時代にワクワク感もある今日この頃です。
まだまだ寒暖差のある4月ですが体調にはくれぐれも気をつけたいですね!
さて今回は、きもの豆知識ということで、きものの格式についてお話しいたします。
第一弾として留袖、色留袖、振袖について書かせていただきます。
[留袖・色留袖]
◎ミセスの第一礼装です。ただし、以下の条件が必要。
①背中央と両胸・両後袖に日向の五つ紋付
②生地は縮緬または羽二重で地紋なし
③地色は黒または上品な色
④表地と同じ共八掛
⑤裾模様
⑥比翼仕立か白の重ね着
◎色留袖はミスの方でも着用できます。
◎帯は袋帯か丸帯を合わせます。
◎襦袢・半衿・帯締め・帯揚げ・足袋は必ず白。
◎草履、バッグは礼装用。
◎金銀の扇子を。
[色留袖]
◎三つ紋か一つ紋の場合は準礼装になります。
背中央と両後袖に日向の三つ紋付きまたは、背中央に日向の一つ紋付き。
◎帯・襦袢・小物などは第一礼装に準じます。
◎比翼は不要です。白の重ね襟で。
◎紋がない場合は訪問着仕立となりますので、略礼装になりま す。
◎帯・襦袢・小物などは第一礼装に準じますが、パーティーなどでは淡い色目の帯締めや帯揚げ、重ね襟も素敵です。
[振袖]
◎ミスの第一礼装です。振袖には、本振袖・中振袖・小振袖とがあり、本来は本振袖を第一礼装としていましたが現代では中振袖を振袖と呼び、第一礼装とみなしています。
◎本振袖には丸帯。振袖・小振袖には袋帯を合わせます。
◎襦袢や帯締め・帯揚げ・重ね襟はきものや帯と調和を考えコーディネートしましょう。
◎草履は踵が高めの歩きやすいものを、バッグは小さめの若々しいものを合わせましょう。
次回は訪問着、付下げ、色無地、小紋について掲載いたします。
最後までご観覧ありがとうございます😊